一括ファクタリングを使っていても、普通のファクタリングは利用できる

上場企業など大手企業と取引をされている方も、いらっしゃるかと思います。
そういった方は、もしかしたら

代金の支払いをファクタリングにしたいんですが…。
ファクタリングにしますよ。

という提案があり、現在利用しているという方もいらっしゃるかもしれません。

むしろ「ファクタリング」という言葉が、一気に知名度を上げたのは、こういった大手企業が「一括ファクタリング」を導入したことが理由といっていい。

しかし一括ファクタリングを使っている方が、ファクタリングしませんか?と言われると、「いや〜主要な会社は、すでにファクタリングなんだよなぁ」と思われます。

しかし実は、この「一括ファクタリング」という仕組みは、一般にファクタリング会社が行っているファクタリングとは似て非なるもの、なのです。

一括ファクタリングをしているからといって、普通のファクタリングが使えない。というわけではないことを理解していただければと思います。

一括ファクタリングの仕組みは?

 

まず「一括ファクタリング」の仕組みを見ていきましょう。

そこで、最初に認識しておくべきことは、一括ファクタリングというのは「手形での受け取り」に代わるものとして導入された、ということです。

それを前提に、以下の一括ファクタリングの仕組みを見てみて下さい。

・支払企業(売掛先)が銀行などの金融機関の一括ファクタリングシステムに登録する。
・売掛金の支払いを金融機関が代わりに行うことになり、納入企業(あなた)は金融機関から売掛金を受け取ることになる。
・期日通りに売掛金を受け取る場合は、その期日に金融機関から振り込みがあり、
仮に少し早くお金が欲しい場合は、金融機関に申し込めば、早まった期日分の手数料を引いて金融機関から振り込みを受けることができる。

もう少し詳しく、例で見てみましょう。

1、A社が販売しているB社で手形での支払いに代えて、一括ファクタリングのシステムが導入されました。引受金融機関はC銀行です。
・B社はC銀行に、取引先に対する支払いを委託しました。
・C銀行は基本はB社が定めた期日通りに支払うこと、仮に早めに資金が欲しい場合は申し出るように、A社に通知してきました。
・A社はいつもB社の手形を割引して資金繰りを回していたので、手形割引をしていた日と同じ日にお金を入れてくれるようC銀行に通知し、
C銀行は期日までの分の手数料を割り引いて入金しました。

いかがでしょうか。

全く手形の場合と同じだと思いませんか?

最後の「早くお金が欲しい場合」の手続きなんかは手形割引と全く同じです。

実はこの一括ファクタリングという仕組みは、主に支払企業側の都合によって生み出されたものです。

大手企業にとって手形での支払いは、期日を先延ばしできるメリットはあるものの、コストもそれなりにかかっていました。

例えば、

・印紙税
・手形の入出管理に関する事務負担 などです。

大手企業にとって、一括ファクタリングはこれらの負担をなくす効果があったので魅力があったわけです。

一方で、それらを引き受ける金融機関側にもメリットがありました。

まず、このシステムを導入しようとする会社はかなりの大手企業です。

支払い能力に問題がないわけです。

そこの支払義務を引き受け、場合によっては早めに納入企業にお金を渡すという事務を行うだけで、確実に割引手数料やシステム利用料が
稼げるわけですから、金融機関にとってもリスクが極めて低いおいしい取引だったわけです。

そんなわけで、一時このシステムを導入する会社が一気に増えました。

そういう理由で導入されたものなので、「元々手形でやっていたことを一括ファクタリングに切り替えただけ」であるケースが多く、

実は受け取りの期日や比率などは全く変わっていなかったケースが大半なのです。

一度、受け取っている状況を確認してみれば、よくわかると思います。

㈪一括ファクタリングをしているから、ファクタリングはできないのか?

さて、ここで前書きで書いたことを、繰り返しになりますが、書かせていただきます。

「一括ファクタリングをしているからといって、普通のファクタリングが使えないわけではない」のです。

もっとはっきり言えば、一括ファクタリングしていることと、通常のファクタリングをすることとは関係がないのです。

㈰で見てきたように、一括ファクタリングはあくまで手形の代わりです。

つまり、手形100%で受け取っていた場合は別にして、元々あった売掛金に変化はないのです。

よく思い出してみて下さい。

「一括ファクタリングを導入する」と言われた時に、

わざわざ取引条件を変更する契約を結びましたか?

むしろFAX一枚で「手形から変えますよ〜」という通知ではありませんでしたか?

「一括ファクタリング」にすることは、支払企業の都合であったわけですが、それでも支払条件を変えるというのは反発が大きくなるので、
そこまでした会社は少ないはずです。

なら、手形以外の振込などで受け取っていた分は、今も売掛金となっているわけですので、通常のファクタリングを利用することができるのです。

一括ファクタリングがもう入ってるから、ファクタリングは無理だな〜と諦めずに、取引条件などを確認してみることをお勧めします。

おそらく利用できるケースの方が多いと思いますよ。

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